BELDEN 19364 電源ケーブル作成

どうも。

 

音楽をやっている人間なら、「自分の出している音をより良い音へ」の探求は少なからずあるものです。

自分もどちらかというとそっち側の人間でして・・・

今まで色々買ったり、作ったり、調べたり。

 

そこで、折角新しい物を作るのであれば、記録として残しておいた方が

後々見返したり、誰かの参考になるかもしれないと思い

今回はブログとして記すことにしました。

 

今回は直接音に関係するか?は、定かではありませんが・・・

 

オヤイデ電気にて販売されている電源ケーブル自作セットを使って、

構造の勉強も兼ねて作ってみました。

これを作成する前に既に2本の電源ケーブルを作っていたんですが、

もともとはこの「BELDEN 19364」の電源ケーブルを作ってみたかったんだけど、

品切れだった為、違うもので試しに作ってみたんですね。

 

そして通電の確認の為、テスターを買おうとした所、入荷されていたので購入。

f:id:FxxkinBypass:20190515122019j:plain

BELDEN19364

自作セットという事で、内容は・・・

ケーブル1.5m 「BELDEN 19364」

ホスピタルグレード電源プラグ「Panasonic WF5018K」

IECコネクター 「SHURUTER 4781」

と解説書がついてきました。

 

 

 BELDEN 19364

 

パナソニックのがなかったので、

安価で良さそうなプラグ

FURUTECH

FI-11MCU 電源プラグ

IECコネクター側も・・・

FURUTECH

FI-11CU 

 

 

 

 

 

まずはプラグ側・・・ 

f:id:FxxkinBypass:20190515122623j:plain

Panasonic WF5018K

電源プラグのネジを回し、本体とカバーを外す。

カバー側のクランプのネジも緩め、電源ケーブルを通しておく。

被膜を剥いて導線が露わに…

f:id:FxxkinBypass:20190515122935j:plain

3本の導線と介在とドレイン線

今回のベルデンの前に2本作ったと前述しましたが、

いずれもドレイン線なるモノはなかったので、壁にぶち当たりました(*_*)w

初めて聞く単語だったので調べると、

銅箔シールドの電位をアースに落とす線。

シールドが拾ったノイズによるアースノイズの発生を防ぐ。

など。

ふむふむ。

ノイズを排除してくれるのかな?w

って事でプラグ側はアース線と一緒にグランドにはめ込み。

f:id:FxxkinBypass:20190515125223j:plain

コールド線、ホット線、アース線&ドレイン線

多分大丈夫だと思ったのだけど、

絶縁する為、アース線とドレイン線は熱収縮チューブで一緒に。

このプラグにはコールドの穴には()、アースの穴には()の

文字が記されています

 

次にコネクター側・・・

f:id:FxxkinBypass:20190515125459j:plain

SHURUTER 4781

写真上部にあるブーツと呼ばれる部分は今回は使わないみたいね。

プラグ側同様、線をネジ止め。

ネクター側はドレイン線は要らないみたいなので、切っちゃいましょう。

f:id:FxxkinBypass:20190515125948j:plain

上からホット、アース、コールド

外装シースを剥く時に、ホット線のシースに少し切れ目が入っちゃったので、

コチラも大丈夫だとは思うけど熱収縮チューブで補強。

後はネジ止めして、蓋をして終了。

今回一緒に購入したテスターを使用して、導通確認をして完成。

f:id:FxxkinBypass:20190515130630j:plain

BELDEN19364 オヤイデPC-23 フジクラCV-S

オヤイデのケーブルは柔らかく、作業はし易かった。

フジクラは逆に嫌がらせかと思うくらい硬かった(*_*)

ベルデンはその中間って感じでした。

 

って事で、今回はBELDEN 19364の電源ケーブル作成編でした。

 

 

シールドケーブルや、パッチケーブル等と違って半田付け作業がない分、

楽な作業でした。

ただ、電源に直接関わってくるので、確認作業はしっかりとしないとダメですね。

下手したら大事な機材がぶっ壊れちまうかもしれんから・・・。