BELDEN 19364 電源ケーブル作成
どうも。
音楽をやっている人間なら、「自分の出している音をより良い音へ」の探求は少なからずあるものです。
自分もどちらかというとそっち側の人間でして・・・
今まで色々買ったり、作ったり、調べたり。
そこで、折角新しい物を作るのであれば、記録として残しておいた方が
後々見返したり、誰かの参考になるかもしれないと思い
今回はブログとして記すことにしました。
今回は直接音に関係するか?は、定かではありませんが・・・
オヤイデ電気にて販売されている電源ケーブル自作セットを使って、
構造の勉強も兼ねて作ってみました。
これを作成する前に既に2本の電源ケーブルを作っていたんですが、
もともとはこの「BELDEN 19364」の電源ケーブルを作ってみたかったんだけど、
品切れだった為、違うもので試しに作ってみたんですね。
そして通電の確認の為、テスターを買おうとした所、入荷されていたので購入。
自作セットという事で、内容は・・・
ケーブル1.5m 「BELDEN 19364」
ホスピタルグレード電源プラグ「Panasonic WF5018K」
IECコネクター 「SHURUTER 4781」
と解説書がついてきました。
BELDEN 19364
パナソニックのがなかったので、
安価で良さそうなプラグ
FURUTECH
FI-11MCU 電源プラグ
IECコネクター側も・・・
FURUTECH
FI-11CU
まずはプラグ側・・・
電源プラグのネジを回し、本体とカバーを外す。
カバー側のクランプのネジも緩め、電源ケーブルを通しておく。
被膜を剥いて導線が露わに…
今回のベルデンの前に2本作ったと前述しましたが、
いずれもドレイン線なるモノはなかったので、壁にぶち当たりました(*_*)w
初めて聞く単語だったので調べると、
銅箔シールドの電位をアースに落とす線。
シールドが拾ったノイズによるアースノイズの発生を防ぐ。
など。
ふむふむ。
ノイズを排除してくれるのかな?w
って事でプラグ側はアース線と一緒にグランドにはめ込み。
多分大丈夫だと思ったのだけど、
絶縁する為、アース線とドレイン線は熱収縮チューブで一緒に。
このプラグにはコールドの穴には(W)、アースの穴には(G)の
文字が記されています。
次にコネクター側・・・
写真上部にあるブーツと呼ばれる部分は今回は使わないみたいね。
プラグ側同様、線をネジ止め。
コネクター側はドレイン線は要らないみたいなので、切っちゃいましょう。
外装シースを剥く時に、ホット線のシースに少し切れ目が入っちゃったので、
コチラも大丈夫だとは思うけど熱収縮チューブで補強。
後はネジ止めして、蓋をして終了。
今回一緒に購入したテスターを使用して、導通確認をして完成。
オヤイデのケーブルは柔らかく、作業はし易かった。
フジクラは逆に嫌がらせかと思うくらい硬かった(*_*)
ベルデンはその中間って感じでした。
って事で、今回はBELDEN 19364の電源ケーブル作成編でした。
シールドケーブルや、パッチケーブル等と違って半田付け作業がない分、
楽な作業でした。
ただ、電源に直接関わってくるので、確認作業はしっかりとしないとダメですね。
下手したら大事な機材がぶっ壊れちまうかもしれんから・・・。